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東海道新幹線では、平成16年10月の新潟県中越地震による上越新幹線の脱線事故を踏まえ、平成21年10月より脱線・逸脱防止対策を進めています。この対策は、レールの内側に並行して敷設した脱線防止ガードで脱線を極力防止し、万一脱線した場合にも車両の台車中央部に設置した逸脱防止ストッパで車両が線路から大きく逸脱するのを極力防止するという二重系の対策となっています。
対策するにあたり、まずバックホウ等重機械を使用して専用のPCまくらぎに日々40本程度更換していき、その後脱線防止ガードを敷設します。脱線防止ガードは脱線を極力防止するきわめて重要な材料であることから、レールとの離れ・高さの仕上がり精度は1㎜単位で行い、使用する全てのボルトも締付トルク管理を実施しています。PCまくらぎ更換や脱線防止ガード敷設といった施工は長期間・長延長にわたるため、ロングレール更換等の他の工事と調整しながら施工を進めるほか、効率的に施工できるよう関係する箇所と綿密な打合せを行い、推進しています。
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WORKS 01
ロングレール更換
WORKS 02
道床更換
WORKS 03
脱線防止ガード敷設(脱線・逸脱防止対策)